最近気持ちよく快眠してますか?朝起きてなんだかまだすっきりと起きれない、日中も眠いということはありませんか?
ストレスがたまると自律神経のバランスが崩れ、なかなか眠れないなど不眠になったり途中で目が覚めやすくなり睡眠トラブルを引き起こします。
睡眠トラブルで質の悪い睡眠が続くとココロやカラダに深刻なダメージを与えます。
そこでストレスサインに早く気が付いて対策できるように「ストレスサインの症状と改善方法」についてご紹介します。
目次
ストレスサインを見落とさない
ストレスサインの7つの症状
イライラを抑えられない
仕事の締め切りに追われて胃がキリキリと痛い、騒音がうるさいなど受けたくない刺激を受けると、イライラして当たり前。
感情のコントロールができない。
しかし、周りの人に最近イライラをぶつけてしまってばかりだと感じる時は、心に負担がかかっている時で気持ちに余裕がなくなっているのかもしれませんね。
疲れているのに眠れない
ストレスを受けると自律神経の交感神経が優位になり、夜になっても副交感神経への切り替えがうまくいかなくなり睡眠トラブルを引き起こします。
疲れているはずなのにベッドに入っても眠れない、気になっている事が頭から離れない、という時は心の負担で質の良い睡眠が取れていない状態です。
この状態が続くと「睡眠負債」に陥って不眠の状態がどんどん溜まって悪影響を及ぼしてしまいます。
睡眠トラブルを引き起こすと
- 夜中に目が覚めてしまう
- 寝つきが悪く目が冴えてしまってなかなか眠れない
- 日中も眠気がとれない
過食、拒食気味
食べる事でストレスを解消しようと過食になったり反対に反動で拒食になったりすることもあります。
食べ始めるとやめられない、あるいは下剤、利尿剤などで排出する。普段より食べる量がものすごく増えた、ものすごく減ったという場合はストレスサインかもしれません。
疲労が抜けない
過度のストレスは脳全体に負担をかけます。すると脳は休む暇がなく多くの事を処理するのが難しくなり疲労します。
孤独を感じる
「何だか孤独だわ」「でも外出もしたくない」という時は自分でも気が付かないストレス状態かもしれません。
ストレスで自律神経が乱れると、人とのコミュニケーションも煩わしくて嫌になる傾向にもあります。
また、不安感や緊張感が増す方もいます。すると怒りっぽくなったり、急に泣き出したりするような感情のコントロールが難しくなることもあります。
集中力・注意力が低下する
ストレスにより脳が疲れると体を休めるように脳から指令が出て倦怠感が引き起こされ、集中力や注意力も低下します。
集中力や注意力が低下すると「ミス」が多くなります。
ストレスがたまっていてミスが多くなった時には危険な作業などは避けましょう。
ストレスをつくる原因
ストレスになる日常の原因や刺激
- 人間関係のトラブル
- 配偶者との悩み
- 職場での環境や仕事の変化
- 大きな失敗や叱責
- 病気、怪我
- 睡眠不足、疲労
- 日常生活習慣の変化
- 家族間でのトラブル
- 日常の環境の変化
- 大きな成功や賞賛
- 社会的な環境の変化
さまざまな症状の身体的ストレスと精神的ストレス
「身体的ストレス」は体に直接負担をかける。
「心理的ストレス」は心へ刺激をもたらし負担をかける。
ストレス | ストレス反応 |
心理的ストレス | 不安、イライラ、緊張、憎しみ、自信喪失、自己否定など |
身体的ストレス | 疲労、病気、不眠、健康障害、体調不良、暑さ寒さ、暗さ、明るさなど |
ストレスサインへの対策
質の良い十分な睡眠
眠りはストレスを解消する大きな役割を担っています。
忙しさでエネルギーがどんどん消費されてしまった場合も、睡眠を確保することでエネルギーはチャージされます。
睡眠が不足すると脳の扁桃体が活性化して、些細なことでも不安や恐怖を感じるようになることもあります。
十分な睡眠が得られないと、深い睡眠の間に分泌される疲労回復物質が十分の分泌されません。
したがって睡眠が浅いと心身のメンテナンスが不十分になり。ストレスは減りにくく、睡眠によるストレス解消が不十分になってしまいます。
必要な睡眠時間は人によって違います。
朝スッキリと目が覚めて、熟睡感があり、疲労感がなければ睡眠は足りている状態でしょう。
しかし、朝起きるのが辛い、起きても疲れが取れてないと言う状態は質の良い睡眠が足りていない可能性が高い状態です。
質の良い眠りのために
生活のリズムを崩さない
睡眠や食事時間、入浴のリズムを崩さない。
食事は可能な限りベッドに入る3時間前までにすませて胃腸を休ませましょう。
お風呂はシャワーだけでなく湯船に浸かりましょう、湯船に浸かって体温をあげると、人は体温が下がる時によく眠れます。
40℃くらいのぬるめのお湯にゆっくりと浸かることが効果的です。
リラックス効果や体温が高くなって血管が開く事で副交感神経が優位になります。
血管が開いたことで体から熱が逃げて行き、体温が下がるので寝付きやすくなります。
入眠儀式を行う
寝る前にこれをすれば眠れる、これがあると眠れるという習慣があればスムーズに眠れることに効果的です。
自分ほっとできるもの、簡単なことがストレスなしに続けられます。
ベッドに入って、腹式呼吸は自律神経を交感神経から副交感神経に変えるので効果的です。
自分に合った方法を見つけましょう。
質の良い眠りのための食事
寝る直前の飲食は胃腸を休める事がないために負担がかかります。
十分に消化ができないまま眠りにつくと睡眠の質を低下させる原因になります。
食事は3時間前にすませておくのが理想です。
空腹すぎて眠れない時には睡眠の質も落ちるので、そんなときにはホットミルクや豆乳を飲む、チーズを少しだけ摂るのもよいでしょう。
睡眠に効果的なトリプトファンという成分を多く含むので、良い睡眠をサポートしてくれます。
寝る前にカフェインを摂ったり喫煙すると覚せい作用があります、またアルコールの摂取は眠りが浅くなるので注意が必要です。
ストレス解消のための適度な運動
運動すると自律神経の交感神経が活性化されて優位になります。すると意欲的でポジティブな思考になると言われています。
ストレスで自律神経を乱している時にはセロトニンが活性化するリズムを刻む運動が効果的です。
ウォーキング、軽いジョギング、水泳など。
ストレス解消のための運動習慣は「気持ちいい」と感じる事。
運動しなければと義務感になると「気持ちいい」と感じる事よりも「やらなければならない」になってしまい新しいストレスを生んでしまいます。
1日10~15分くらいの「気持ち良い」と感じるくらいのペースで楽しみましょう。
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まとめ
最近イライラする事が多い、疲れが取れないなどと感じる時には、意識して休養タイムを設けましょう。
そして精神的なストレスを一人で抱え込まないことは、それ以上ストレスで心が重くならないためにも大切です。
「なんとかなる」と気持ちを落ち着けて、嫌な事を引きずらないようにリラックスした生活をして、マイペースで対処する自分なりの方法を見つけてみましょう。