自律神経の乱れ|何となく不調を改善するコツ

自律神経の乱れ 女性が多い理由

「何となく不調」に悩まされ自律神経が崩れる人は圧倒的に女性に多いようです。理由はストレスや女性ホルモンのバランスの乱れが関係しているといわれます。

家事や仕事と毎日を忙しく過ごしている女性は心や体に不調を感じていてもなかなかゆっくり休みを取ることができず、つい頑張ってしまう傾向にあります。

女性に多い「ココロとカラダの何となく不調」を引き起こす原因と改善のコツをご紹介をします。

自律神経乱れ 何となく不調の原因 

1. ストレスに包囲された環境

ストレスに包囲された環境女性の多くは環境的にストレスに包囲された状態にあります。

自分自身の健康問題、夫との関係、子供の問題、両親の介護、仕事など多くストレッサーを抱える環境です。

 

現代社会の、核家族化、社会との希薄なつながりの傾向もあり、自分の抱えるストレスを気軽に打ち明ける相談相手がいないこと、一人で頑張りすぎてしまうことも、ストレスへの影響を大きくし、自律神経の乱れに影響を与えます。

 

女性に多いストレスの原因 ベスト5
  1. 人間関係
  2. 仕事関係
  3. 夫との関係
  4. 子供や家庭の事
  5. 物事が思い通りにいかない時

 

2. ストレスと生活リズムが乱れ

激しい気温差、過労、人間関係のストレス、多忙、不眠など心身に感じるストレスを感じると、脳はストレスに敏感に反応し、脳の機能が低下します。

すると身体の各部分にホルモンをうまく遅れなくなり、自律神経のバランスが乱れてしまいます。

 

ストレスを感じると自律神経中枢とホルモン中枢は協力し合って防御態勢を取ってストレスに立ち向かおうとするので、バランスを崩します。

すると自律神経にも影響が出て全身的な症状、精神的な症状があらわれます。

ストレスと更年期障害が同時期に来ると、更年期症状を重くする傾向にあります。

 

3. 女性ホルモンの分泌の低下 更年期

女性ホルモン(エストロゲン)の低下により、脳の視床下部は「もっと女性ホルモンを分泌するように」と指令を出しますが、卵巣から分泌される女性ホルモンが低下する事により、パニックになった脳下垂体は性腺刺激ホルモンを急激に上昇させます。

すると視床下部の機能が崩れ自律神経も影響を受けて「交感神経」と「副交感神経」のバランスが乱れてしまいます。

卵巣の機能低下による女性ホルモン分泌が低下する

女性ホルモン(エストロゲン)が低下すると自律神経中枢に影響し自律神経が乱れ、更年期症状があらわれます。

その結果、疲れが取れない、やる気が出ない、頭痛、肩こり、腰痛、イライラする、落ち込みなどの「何となく不調」を感じるようになります。

症状が強く出る人や軽い方など個人差が大きくあります。

 

 

自律神経のバランスを整える日常生活習慣

自律神経を整えるために 自分の感情に素直になる

自分の感情を素直に発散する事は毎日頑張りすぎているあなたにとって、とても大事なことです。

我慢してストレスを抱え込んでいると、心や体にとても負担をかけて自律神経のバランスが崩れてココロやカラダの不調につながります。

「こうしなくちゃ」とか「他の人はできているのに・・・」などと人と比較するのは止めましょう。

自分で自分を縛りすぎてガチガチに固まりすぎると、その事で一層また自律神経を崩してしまいます。

仕事に頑張りの区切りをつけるために「今日はここまでにしよう」とオンとオフを切り替えて、頑張っている自分を労わりましょう。

 

質の良い睡眠を心がける

睡眠不足と自律神経のバランスは密接に関係しています。

睡眠不足や質の悪い睡眠が続くと自律神経のバランスを乱します。

質の悪い睡眠は自律神経に影響する

体を整える成長ホルモンは睡眠中に分泌されます。

昼間、起きている間は血液は脳に集まっていますが、睡眠中は脳の活動が休止し皮膚や内臓まで血液が行き渡っています。

睡眠は長く取るのが良いかというというのもでもなく、毎日質のよい睡眠を取る事が大切です。

 

寝る前までパソコンやスマホの画面、テレビを見たりしていると脳が刺激されて、質のよい眠りを様長ける事にもなります。

眠る少し前から部屋を暗めにして、リラックスした気持ちで過ごして、スムーズに眠りに入れるように工夫しましょう。

 

 

睡眠時間は最低6時間は確保するとよいですね。

 

 

 

 

1日に1回リラックスタイムをとる

何かと忙しい女性は、休まずに脳や体を使い続ける事により、ストレスや不調の原因をつくっています。

多忙な毎日を過ごしていても、自分自身の健康や元気のために、1日1回自分のリラックスタイムを持つことはとても大切なことです。

好きなお茶をいただく、好みの香りを楽しむ、興味のある雑誌を見る、などのんびりする時間を持ちましょう。

1日1回リラックスタイムをとる

 

不調を感じるときのポイント

今までのように家事ができない、仕事で集中力がつづかない,・・・など感じるときは心と体を休ませましょう。

自律神経のバランスが崩れた時は、同時に並行していくつもの仕事や家事をこなすのが難しく負担になります。

「最近ちょっと辛いな」と感じるときには、自分に甘く優しくなりましょう。

心と体が「ちょっと頑張りすぎだから休もうよ」と言っているのかもしれません。

今までずっと頑張ってきた分、少し休みが必要で自分を大切に癒すときです。

我慢せずに今までのペースをダウンして「がんばらない」で乗り切っていきましょう。

 


まとめ

何となく不調を感じる時は「自分を労わるチャンスが」と考えて、自分の素直な感情を受け入れて、自分に少しだけ甘くなってみませんか。

「私が頑張らなくちゃ」と頑張りすぎてストレスを抱え込みすぎると、心や体に負担をかけすぎて不眠や、疲労、肩こり、イライラなどの症状がでるようになります。

不調を我慢しすぎていると、毎日の生活も楽しくなくなってしまいますね。

それではもったいないです。

「今日でなくても良いことは明日する」などのマイルールを作ることも楽になります。

自分の時間を思いっきり楽しむためにも、自分でできることから改善してみたはいかがでしょうか。

少しずつ自分の変化を楽しめるようになると良いですね。

 

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