低気圧で自律神経の乱れ「体調不良の手軽な改善方法」

低気圧で自律神経の乱れ「体調不良の手軽な改善方法」

低気圧がくる時や季節の変わり目になると、頭痛やめまい、なんとなくだるいなどの症状が出たりすることはありませんか?

どんよりした雲が厚い日、雨の日などは気分が沈みがちになり、頭もズーンと重くなり、やる気も集中力もなくなってしまいがちになります。

低気圧で自律神経が乱れて体調不良を起こすのが原因といわれます。

低気圧により自律神経の乱れで引き起こされる体調不調を、すぐにできるカンタンな対策で改善する方法をご紹介します

低気圧による自律神経への影響を改善する

自律神経には活動的神経の「交感神経」とリラックス神経の「副交感神経」の2種類があります。それぞれがバランスを取りながら体の機能を調節しています。

しかし気象が変化すると、人間のカラダは気象の変化をストレスと感じて抵抗するので、自律神経のバランスが崩れ体調不良を引き起こします。

気象の、気温、湿度、気圧という中でも、特に低気圧による気圧の低下が自律神経を乱します。

低気圧で体調不良になる原因

低気圧による自律神経の乱れ「体調不良の症状」

低気圧による体調不良

  • 倦怠感
  • だるさ
  • 眠気
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 頭痛
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 動悸
  • むくみ

低気圧が近づくと、大気の酸素量が減少します。すると血液中の酸素量が減り、副交感神経が優位に働くようになります。

通常、副交感神経は夜に働く神経なので、昼間なのに体は副交感神経優位になり自律神経のバランスが乱れて、だるくなったり、眠くなったり、頭痛を起こすなどの症状がでてきます。

また低気圧になると、血管や体細胞は膨張します。その結果、体がむくんで体重が増えたり、頭が痛くなったりすることもあります。

普段から不眠量の方や血行不良の方、更年期障害がある方などは、特にむくみやすい、だるさといった症状が出やすいとも考えられています。

 

低気圧で自律神経を乱さないための「対策」

  • ストレスをためない、改善する
  • 質の良い睡眠を十分に取る
  • 日中に少し汗ばむくらい体を動かす
  • パソコン、スマホなどを夜遅くまで見ない
  • バランスの良い食事を摂る

気圧の変化による自律神経の乱れは、女性ホルモンの関係で男性より女性に多い傾向にあります。

自律神経はホルモンバランスを保つ役割もしていますが、ストレスや更年期などで女性ホルモンの分泌が乱れると、自律神経に大きな負担がかかってしまい、気圧の変化を受けやすくなるといわれています。

 

 

自律神経のバランスを整える「手軽な方法」

首元を温める

体調不良になる原因の自律神経の「交感神経」の活動を鎮めるには、副交感神経の働きを助ける事がポイントです。

首には副交感神経の働きを司る大切な場所があります。

首を温めると血の巡りがアップして、酸素や栄養も全身に届けられるようになり、自律神経のバランスが整います。

反対に、首が冷えていると体全体が冷えて交感神経を緊張させて脳を興奮させてしまいます。

すると身体は休まらず、血流も低下し、睡眠トラブルの原因にもなります。

首を外気温にさらさない首を温める

首や胸元の大きく開いたファッションはできるだけ避ける。

夏場でも冷房の部屋では首が冷えています。

首にスカーフを巻いたり、肩掛けを利用したりして首を冷やさないように守りましょう。

 

 

首を温める方法

首を温めることで筋肉もリラックスし血管が拡張して、首や肩の血流がアップします。

血流がアップすると頭痛や肩こりの改善にもつながります。

自律神経のバランスを整えるための方法 首を温める

 

1. 蒸しタオル

蒸しタオルを電子レンジでつくると簡単に温めることができてリラックス効果があります。

  1. タオルを水で濡らして固く絞ります。
  2. 電子レンジ600wで30秒温めます。熱い蒸しタオルは肌への刺激が強すぎるので危険です。火傷しないように温度に気を付けて下さい。

首はデリケートな部分なので強い刺激を与えるのは避けましょう。

 

2. ペットボトルで温める

小さいサイズのペットボトルに50℃くらいのお湯を入れて温めます。

蒸しタオルもペットボトルも火傷には注意が必要です。

3. お風呂 湯船に浸かる

 

自律神経のバランスを整えるための方法 湯船に浸かる心臓から送り出された血液が全身を巡るには、平均1分かかるといわれます。

お風呂に入る前の注意41度のお湯で15分お風呂に浸かると体内の水分が10%ほど失われると考えられています。

血液ドロドロの状態をさけるために、お風呂の前には水分補給が大切です。

 
入浴時間

39℃~40℃のお湯で合計15分、うっすら汗がでてリラックスする程度。最初の5分は肩まで浸かり、後の10分は半身浴をしましょう。

肩まで浸かる時間が長いと、水圧で心臓が圧迫されて血流が低下する恐れがあるので体に負担をかけないように長風呂には注意が必要です。


まとめ

低気圧になり心身に不調が出て、頭痛やめまい、集中力の無さなどがでると本当に辛いものです。

低気圧で体調不良になるのは気象現象が原因です。

明日の天気予報で確認して、いざという時に対策ができるように、首冷やさないグッズを手元に置いておくと安心です。

お風呂に入って体を温めてからベッドに入るなど、首にある副交感神経を司る大切な場所を冷やさないようにしてお天気が悪い日でも快適に過ごしたいですね。

低気圧に負けないで快適に過ごしましょう!

 

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